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- 2026.03.07
- 東洋医学について
酒さ ~東洋医学で治したい~
相変わらず日々の忙しさにかまけて
ブログ更新が1年ぶりとなってしまいました。
1年の間にたくさんの新しい発見がありましたのでご報告したいと思います。
開業した当初から酒さを訴えてこられる患者さんが非常に多かったです。
ただし、どうやって治したらよいのか試行錯誤を繰り返すうちに
これなら見た目に分かるくらい改善がみられる治療が見つかりました。
酒さは原因が複合的で、感染や心身のストレス、毛細血管拡張などが原因とされています。
一般的な治療として抗菌薬の外用や内服、アゼライン酸の外用、レーザー治療が行われるようです。
結論から申し上げますと、酒さは血流の問題であると言えます。
漢方薬の治療としては当然、血流を良くするという漢方の得意分野が必要になります。
血流を良くすることで時折信じられないような効果を実感して頂く事がありますが
酒さもまさにそんな症状の一つです。
ただし注意点として、肝機能障害がある方は肝臓の治療も一緒に行う必要があります。
西洋医学的にも明らかになっているように
肝機能障害(慢性肝炎や肝硬変など)が進行すると、体内で女性ホルモン(エストロゲン)の代謝・分解がうまくいかなくなり
血中濃度が上昇します。
エストロゲンの増加によって血管が拡張し、皮膚の表面に毛細血管が浮かび上がるようになるからです。
そちらも漢方薬が非常に有効なので是非お試しいただけるとよいかと思います。
一番最初に、酒さ治療で良くなった患者様が、たまたま脂肪肝で肝機能障害があったことから
今回の治療を見つけることが出来ました。
小さな症状を注意深く見る必要があると感じた、酒さに関する話でした。
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