ブログBLOG
- 2019.02.12
- 東洋医学について
肩・腰・膝 ~東洋医学で治したい~
肩・腰・膝の症状を訴えられて来られる患者さんが多いです。
ブロック注射、関節内注射、トリガーポイント注射、痛み止めの内服、シップ、整体、整骨院、カイロ
色々な治療を試されて良くならないとの事で来院されます。
肩・腰・膝
それぞれに鍼灸の治療で良くなって頂ける自信はかなりあります。
しかし開業してから、肩と腰に関しては残念ながら効果を感じて頂けない症例が1例ずつありました。
その患者さん達が2回目来院されることはありません。
当院は鍼灸治療が自費診療であり、自己負担(初診1万円、再診8000円)が大きいので
症状の改善を自覚できない場合、2回目来て頂けることはまずありません。
一回勝負なのです。
2回目来られないとなると、なぜ改善しなかったかを自分で考えないといけません。
肩・腰・膝の症状で病院で良くならないので来院される。
その原因はほとんどが、筋肉や腱の問題であると考えます。
逆に本当に骨の問題であるなら、時間をかけるならともかく、1回勝負で治す事は出来ません。
鍼灸治療ですぐ良くならない症状の原因は
①骨折・骨挫傷
②筋肉や腱が断裂してしまっている
鍼灸は魔法ではないので、折れたものやちぎれたものをひっつける事は出来ません。
そして最後に大切なことは
患者さんに信用して頂くことです。
その場の治療で改善したとしても
帰ってからまた元に戻った、悪化したと話される方がいます。
その場の治療で一旦改善したのなら、その治療方針は間違っていません。
帰ってからの生活や習慣に問題がある場合がほとんどなのです。
患者さんの生活背景や習慣を把握し
相談をしながら続けて治療していただけるように、今後も取り組みたいと思います。
この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。
同じカテゴリの記事はございません。