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睡眠時無呼吸症候群 ~東洋医学で治したい~

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睡眠時無呼吸症候群

だいぶ有名になりました。いびきが大きい、寝ている間に息が止まるなど

周りの人で一人か二人は診断されている、もしくは治療中の方がいるのではないでしょうか。

 

実は鍼で良くなります。

 

長期的な成績はまだ不明ですが

現在のところ治療した方は全例症状改善を認めています。

もちろん症状改善の程度は個人差がありますが

少なくとも無呼吸の回数が激減するか、0になる事が分かりました。

 

睡眠時無呼吸症候群の機序は大きく分けて2つあります。

閉塞性(一般的に睡眠時無呼吸症候群といわれるもの)

中枢性(ほとんどの報告や研究は心不全の症例です)

中枢性の患者さんではまだ治療を試みたことはありません。

総合診療科にいる間にしておくべきだったと後悔しています。

 

鍼治療はなぜ効くのか

閉塞性の原因は舌やのどちんこの周囲が、眠ることによって筋緊張がゆるみ

喉の奥へ落ち込んだ結果、気道が狭くなるからだと言われています。

 

鍼治療することで、この筋肉の緊張をある程度保持する事は一つ考えられます。

しかし鍼治療は基本的に筋肉の緊張を緩めることが得意なはずと理解しているのでこれは不思議です。

そこでもう一つ考えられる機序としては、筋緊張を起床時から緩めておくことで

血流を良くし、喉のうっ血や浮腫を取り除くことが出来るのではないかと考えます。

この方が鍼っぽいなと思います。

 

CPAP(寝るときに鼻マスクをつけて空気を送り込む機械)やマウスピースをつける事に比べれば

格段に睡眠の質も良いと患者さんが話されます。何より簡単です。

外国の方にも多いようで、治療した後に患者さんの奥様から「夜静かになった」と喜ばれました。

 

まだまだ長期的にどうなるか、治療をいつのタイミングで止めるのかは検討しないといけない課題ですが

機械の要らないこの治療は非常に面白いです。

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